ポルカドットスティングレイ、紺碧の夜を想いながら
アルバム『踊る様に』収録曲レビューその1
ポルカドットスティングレイの新譜が出たぞ〜!!!
『踊る様に』、もうトレーラーが出た時点で良いアルバムであることは確定していたんですけどね。
一刻も早くCDを手に取りたかったが、宅配組ゆえフラゲはお預け。本日から配信がスタートしたので、0時になった瞬間に聞いたよね。
なんかもうポルカ、好きなんだよなぁ。
楽曲の振れ幅が広いから、1曲はハマる曲があるし1曲ハマったら10曲ハマるから気になったらぜひ一聴を。(早口言葉?)
私は2017年リリースの『大正義』というEPが大好きで、「大正義おばさん」を勝手に名乗り続けていたのだが、今日から「踊る様におばさん」になります。よろしくお願いします。
本当は全曲ガチレビューというかガチ愛表明をしたいところだが、とりあえず1曲ずつちまちま書いていこうかと思う。
ショートショート
アルバム『全知全能』に収録されていた楽曲の『踊る様に』アレンジ。
元々のバージョンの、キラキラした真っ青なギターリフが大好きだったので、そこがごっそり変わっていることに驚き。
サビ部分はハネるようなリズムがすごく楽しくなっていて、でも何故か寂しさも増していた。
元バージョンはとにかく青く真っ直ぐだったが、新バージョンはそこから少しだけ大人になったような印象を受けた。同じ曲でもアレンジによってこうも変わるか。
ところで私は「紺碧」という色が好きで、そこにはこの曲の影響も大いにあると思っている。
「紺碧の夜にはあなたが笑っている」
いつ聞いても良い歌詞だ。何度でも好き。
なんだか書きたいことがまとまらなかったが、結論
「ショートショート、新旧バージョンどっちもいいぞ」
また、別の曲についても自己満ガチ愛表明をしていきたいですね、していきます。
三日坊主、無題で無理矢理乗り切りたい
無題
今日は何もしていないし、書くことも何も考えていなかった。
ただ、私は大変な三日坊主なもので、多分今日書かなければ明日も明後日も書かない気がしている。
だから自分への叱咤激励(?)のために、やる気が起きない日でも「無題」と称して何かしら適当につらつらと述べていけたらなと。これもいつまで続くか知らんが。というか3つ目でもう無題かい。やる気あるのかい、ないのかい、どっちなんだい。
まぁどうせほぼ毎日日記書いているし。ほぼね。
日記が紙からデジタルに変わっただけと思えば。
今日は何もなかったが、幸いなことに、直近に楽しみな予定がいくつかある。
好きバンド「ポルカドットスティングレイ」のアルバムリリースに、好きゲーム「スプラトゥーン3」の発売。
また今後も好きなものについて、好きなだけ書いていけたらいいなと思っている。
UNISON SQUARE GARDEN、人生の伴侶
ツアー「kaleido proud fiesta」ライブレポ
先日、UNISON SQUARE GARDENというバンドのライブに行った。
ユニゾンは中学生時代からずっと好きなバンドで、いわば私のルーツであり、人生の伴侶である。
「シュガーソングとビターステップ」を聞いて、なぜかどうしても頭から離れなくなったが最後、気づけば彼らの虜だった。
ユニゾンといえば、ベース田淵さんの動きが激しいことでお馴染みかもしれない。中学生当時、バンドについてあまりよく分かっていなかった私は、あの動きがバンドマンのデフォルトだと思っていた。そんな訳はない。いつ見ても彼はとんでもないベーシストである。
話は戻って、ライブレポスタート。
(セトリバレは極力控えますが、雰囲気だけでも知りたくない方はご注意ください。)
開演前
ユニゾンのライブは、高校生の時から地元でライブをやる度行っているので、最早「実家」である。ただいま。
今回、諸々の事情が重なり深刻な金欠だったため、グッズを買うのは控えていた。代わりに、「しょくぱんくんキーホルダー」やら、「数年前のFCグッズ」やら、分かる人には分かるグッズをチャラチャラと身につけたちょいイタオタクとして参戦することにしていた。
しかしまぁ・・・グッズを身につけている人がたくさんいたら・・・
私も買っちゃうよね~~~~~~~
気づいたら手元には「kpf ロゴタオル」があった。可愛いんよこれ。
本当はバッグもTシャツも欲しかった。次の機会にはフル装備で臨もうと思う。
開場後、友人に取ってもらったチケットで、無事着席。
この友人は、以前ライブを最前で見たことがある「チケ運強者」だ。
「チケ運弱者」である私は、彼女にあやかりいい席を、なんて思っていたが、今回は普通に真ん中ちょい後ろくらいの席だった。
彼女には「こんな後ろ取ったことないかも。ごめん。」と何故か謝られた。取ってもらった身としては見られるだけでHAPPYてなもんなので、座席に対して何一つ文句はない。ただ、それはそれとして自分の弱者具合を嘆いた。
ちなみに私は、FC先行でとっても最速抽選でとっても一般でとっても、常に半分より後ろになる。神様私何か悪いことをしましたか?全て悔い改めたら良番がとれますか?
席についた後は、ソワソワしながら開演を待った。
シングルツアーなので、どんな曲がくるのか想像もつかない。
以前、15周年ライブの時、私は「ガチセトリ予想」をし、大外しをした前科がある。
どうせセトリ予想は当たらない、というか、予想を大いに裏切ってもらった方が気持ちいいので、なんでもござれよ^^というテンションで座っていた。お前誰なん?
ライブ中
ついに開演、1曲目の感想を一言で表すなら
ヒーーーン(泣)
という感じ。
泣ける曲をやったとか、そういう訳ではない(そもそも私はユニゾンの曲で泣くということをしない)が、とにかく、ヒーーーン(泣)だった。
そして始まる幸せ空間。
先ほど、半分より後ろの席でチケ運が、と書いたが、後ろは後ろで客席が見渡せるので割と好きだ。
ユニゾンのライブにはノリ方のルールや振り付けなんてものはないが、それでもそこには幸せな一体感があった。
声が出せない分、手を上げ、拍手をし、飛び跳ねる。
新しい楽しみ方も、もうすっかり板についた。
楽しい!ずっと楽しい!
日頃の嫌なこともモヤモヤも全部投げて、大好きなバンドの大好きな曲たちに没頭できる時間、最高と言わずに何と言おう。
正直、セトリはあまり覚えていなかった。ただ、アッッッこれもやってくれるんですね!?これも!??と感情が右往左往したことは覚えている。今回も、彼らはしっかりと裏切ってくれたのである。
あと、演出が本当に綺麗だった。
ホールということもあり、ライブハウスで見るより凝った演出を楽しむことができた。某曲で私を刺したスポットライトを、また某曲で会場全体に広がったカラフルな景色を、きっと簡単には忘れないだろう。
セトリに関して1つだけ。
ツアータイトルでもある「kaleido proud fiesta」、もちろん演奏したのだが、これがマ~~~ジでよかった。
個人的には、ここ最近で1番ライブ映えする楽曲なんじゃないかと思った。
CD音源でもキラキラとした雰囲気は十分伝わるのだが、ライブとなると輝きが桁違いなのだ。
思わず目をつぶりたくなってしまうくらい眩しくて暖かい光。
こんなに「祝祭」という言葉が似合う曲を私は知らない。
「きれいすぎて忘れられないような景色」、あなた達これ分かっててライブしてるでしょ~!!バカ~~~!!という内なるツンデレが呼び起こされてしまった。(お帰りください)
終演後
終演後はいつも夢を見ているような気分が残る。
そんな中、私が一番に思ったのは
MCなし、カッケェ~~~~しびれるゥ~~~
であった。そう、彼らのライブ、MCがほとんどないのである。
MCといえば、メンバーの絡みが見られたり、熱い想いを聞くことができたり、バンドの色が濃く出る時間だと思う。
こちらとしても、バンドマンがキャッキャしている姿や、想いを語る姿を生で見られるというのはたまらない。
しかし、ユニゾンには、それがない。
全て演奏で語ってくれるのである。なんてカッコいいの。
ついでにメンバー同士のイチャイチャも演奏中に見ることができる。ありがとうね。
曲もライブのスタンスも、彼らはいつだってカッコいいのだ。
普段、もちろんユニゾン以外の音楽を聞くこともある。他のバンドのライブに行くことだってある。
けれど彼らのライブに行くと、そこにはいつでも大好きでカッコいいユニゾンがいる。
それはもう本当に「実家のような安心感」なのである。
友人が、次のライブも席番リベンジをするというので、軽率に秋再びライブに行くことが決定した。
また実家に戻る日を楽しみに、もう少し頑張って生きてみるかぁと思うのだった。
P.S.私は「さよならサマータイムマシン」が生で聞けるまで多分死にません。よろしくお願いします。
一番くじ、13000歩の果てに
思えば私の青春は、一番くじと共にあったと言っても過言ではない。
具体的な青春エピソードとしては、
- 開店前のアニメイトに突撃
- 穴場(?)本屋まで自転車を30分以上飛ばす
- 父親に無理矢理引かせてA賞を当てる
などがある。青春とは一体。
そして今回、「くじを求めて13000歩、計6店のセブンを彷徨い歩く」という新たな青春エピソードが追加されたので、ここに記しておく。
1店舗目
とりあえず家から一番近いセブンへ。コラボグッズ発売日にもお世話になったところだ。あの日のイケメン店員さんがいなくて良かった。
くじは置いていなかった。
アイスを買うともらえるクリアファイルは、あと1種類が数枚残っているだけになっていた。
うちの近所にこんなにスプラ好きがいるってマジ??一緒に遊びませんか??当方ぼっちです。
2店舗目
2、3店舗くらいは回っても仕方がないか、と思っていたので、現在地から一番近いセブンを検索し、そこへ向かった。
ちなみに、一番くじを引きたいときには公式サイトの店舗検索で調べてから向かった方がいい。そもそもくじを取り扱っていない店舗も多いからだ。
結果、くじは置いていなかった。
しかし2店舗目には、なんとクリアファイルが全種類、たっぷり残っていた。
最寄りのセブンにはなかった、一番欲しいデザインがある!!!可愛い!!
思わずアイスに手を伸ばしかけたが、この時点でも20分以上歩いている。このクソ暑い中20分かけてアイスを持って帰るのか?ていうかくじは?
しばしの葛藤、結局ファイルはもらわず、3店舗目へ。
3店舗目
3店舗目はちょっと遠かった。
もう2駅分は歩いて汗だくになっていたので、店の涼しさが気持ちいい。
店内には、明らかに今からここに景品が並びます!と言わんばかりの空きコーナーがあった。
まだ入荷してないのか。くじについて聞こうかどうしようか、棚の影に隠れてモジモジとしていたら、近くにいた店員さんたちの話し声が聞こえてきた。
「未定なのよねぇ」
!!
私の他にも、くじの入荷を心待ちにしている人がいる!!
店内には、小学生男子軍団がいた。絶対あの子たちだ。土曜の昼間、ゲーム仲間とチャリを飛ばしてセブンまでくじを買いにきたんだ。
青春や・・・
青春拗らせおばさんは、少年たちに愛の一瞥を与えながら、店を出た。
4店舗目
一番くじ探しの旅は、難航していた。
発売当日の昼間、まだ入荷していない店があっても無理はない。
それでも、発売当日に獲りに行きたかった。
昔、「おそ松さん」にハマった時、一番くじが秒で売りきれる様を見た。
本当に「秒」だった。
当時、あのアニメの人気爆発度合いは異常だったから、今回そんな現象が起こるとは流石に考えづらい。
とはいえ、大人気ゲームであることには間違いないし、Twitterを見てもめちゃくちゃ買っているオタクはいる。
ここで動かずに、後悔はしたくない。
そんな熱い想いを胸に入った4店舗目にも、くじは置いていなかった。
5店舗目
もう帰ろうかな・・・
この時点で1時間半ほど歩いていた私は、流石に帰りたくなってきた。先ほどの「熱い想い」はどこへやら。
暑さでバテている私を、道端のスタバやマックが容赦なく誘惑してくる。
適当な所で切り上げないと、くじに使うはずのお金を別の店で溶かしてしまう。
そんな懸念もあった。
祈るように行った5店舗目にも、やっぱりくじはなかった。
一応店舗検索でヒットしたところに向かったのだが、くじが置かれそうなスペースすらどこにもなかった。どうなってん?
6店舗目
どうしても諦めきれなくて、6店舗目。
くじ、なし。
最早そこにあるのは執着と惰性だけだった。別れる直前のカップルみたいな。グッズが欲しいからくじを探すよりも、くじを見つけたいからくじを探す、という気持ちが上回っていた。
帰るか・・・
こうして私は、人生で最も若い土曜日の昼間を、くじを探し回ることに費やし、何の成果も得られず帰宅することを決めた。
7店舗目
ここは店にすら入っていない。帰り道にたまたま通っただけだ。
店舗検索でも引っかかってないし、そもそもスプラトゥーンの看板が出ていなかった。
全世界が私のように浮かれている訳ではないんだ・・・と何故か悲しい気持ちになった。セブンには何の落ち度もないが。楽しいコラボを提供してくれて本当にありがとうございます。
帰路
6店舗目の時点で2駅分以上遠くまで来ていたので、当然帰るには2駅分歩くことになる。
しかも、最寄り駅から家までも徒歩20分以上かかる。
これから約1時間歩くのかと思うと、心身ともにどっと疲れが押し寄せてきた。
一応電車やらバスやらを使う手もあったが、あまりにも虚しい。
炎天下、最後の力を振り絞って歩いて帰ることにした。
とぼとぼ帰っていたら、ゲーム友達からLINEが来た。
「くじ引いたよ~被りありそうだから、今度あげるね♪」
ワォ。
しがない学生アルバイターの私と違い、彼女はしっかり働いているので、社会人パワーでかなりの回数引いたらしい。そして被りをくれるという。もうそれもらえばええやん。
私の一番くじ探しの旅は、複雑な感情とともに幕を閉じた。
総歩数13000歩、所要時間約3時間。得た物は自販機で買った100円の水のみ。
後日私は彼女から景品を頂くことになると思うが、それはそれとして自分でくじを引くワクワク感も味わっておきたい。
きっと私は明日も懲りずにセブンイレブンへ足を運ぶ。
だって一番くじは私の青春なのだから。
9月、オタク心と秋の空
9月初日、オタク日和。
大好きなゲーム『スプラトゥーン』のコラボが各所で始まったので、お昼からあちらこちらに東奔西走。
私はクリアファイルを集めるのが好きだ。アニメが好きだったときも、韓国アイドルにハマったときも、店に足を運んでは使いもしないクリアファイルを買いあさっていた。なんなんだろうね、あの魅力。
スプラも例に漏れず、コンビニで対象のアイスを買うとクリアファイルがもらえるというので、迷いなくアイスを購入。普段だったらチョコレート1個すら買い渋るが、パルムとブルーベリーサンデーを買えばファイルが無料でもらえるんだから収支は実質プラスみたいなところある。(ないよ)
好きなものにたくさんお金を使った後は、両手に余るほどの満足感とちょっとの虚無感が残る。
「クリアファイル、何に使うん?どこに置いておくん?」
そんな気持ちに目をつぶり、ただただ可愛いイカちゃんたちを見つめた。時間がちょっと遅かったので、1番欲しかったバージョンはもうなくなっていた。それだけが無念。
秋の空は変わりやすいという。オタク心も変わりやすくて、熱心にハマっていたコンテンツもちょっと経つと飽きがきてしまったりする。幸い、私の大好きなゲームはもうすぐ新作が出るということで、まだまだ飽きずに楽しんでいられそうだ。オタク心と秋の空、仮に飽きが来てしまっても大好きだった頃の記憶は消えないしずっと大切にしまってあって、私の人生の礎となっていく。大げさか。
でも本当に大切にしまってあることは、未だビニールを被ったままの数多くのクリアファイルが示してくれているのだ……。